
リスボンは、気負わなくてもちゃんとおいしいものが食べられる街。数週間前から予約を入れたり、行くお店を細かくリストアップしたりする必要はありません。ふらっと入って、席に着いて、気になるものを頼む。それだけで満足できることがほとんどです。
料理は伝統をベースにしていて、魅力は何より素材の良さ。新鮮な魚介、質のいい野菜、オリーブオイル、にんにく。シンプルな調理で、素材の味をしっかり引き出しています。
リスボンに来たらぜひ食べてほしい定番料理をまとめました。どれも、この街の味を知るうえで外せないものばかりです。
Pastel de nata
到着してすぐに食べることになるはず。サクサクのパイ生地に、なめらかなカスタード。表面はほんのりキャラメリゼされています。温かいうちにシナモンをふって食べるのが定番。元祖はBelémで、1800年代にさかのぼりますが、今では街中でおいしいものが見つかります。
Bifana
にんにく、白ワイン、スパイスで煮込んだ豚肉をパンに挟んだサンドイッチ。見た目はシンプルですが、肉の旨みと煮汁がしっかりパンに染み込んでいます。お店によってはマスタードやピリピリを加えることも。カウンターで立ったまま、ビールと一緒に食べるのが定番です。
Prego
Bifanaの牛肉版。薄く切ったステーキをさっと焼いてパンに挟みます。ソースは控えめで、肉の味がしっかり感じられるタイプ。サンドイッチとして出てくることもあれば、ポテトやライス、目玉焼きが付いたプレートで提供されることもあります。
Arroz de pato
鴨肉のごはん料理。ほぐした鴨肉とチョリソーをのせてオーブンで焼き上げます。鴨のだしで炊いたごはんは旨みがしっかりしていて、上は少しカリッと、中はしっとり。どこか家庭料理のような安心感のある一皿です。
Bacalhau(干しダラ)
ポルトガル料理では定番の食材。塩漬けして乾燥させたタラを戻して使うことで、独特の食感と風味になります。調理法は数えきれないほどあると言われています。
Bacalhau à Brásは、ほぐした干しダラに玉ねぎ、卵、細切りポテトを合わせた料理。やさしい味で食べやすい定番です。
Bacalhau com natasは、クリームと一緒に焼いたグラタン風で、より濃厚。
Pastéisやbolinhos de bacalhauは、干しダラのコロッケ。外はカリッと、中はふんわり。
Pica pau
小さく切った牛肉をにんにくと白ワインで炒めた料理。ピクルスやオリーブと一緒に出されることが多く、お酒に合わせてつまむ一皿です。
Bitoque
ステーキにフライドポテト、ライス、目玉焼きを添えたシンプルなプレート。特別ではないけれど、外れない安心の一皿。
Frango piri piri
にんにく、レモン、チリでマリネしたグリルチキン。皮はパリッと、中はジューシー。カジュアルなお店でテイクアウトすることが多い料理です。
Polvo(タコ)
グリルやローストで提供されることが多く、オリーブオイルとにんにくでシンプルに仕上げます。やわらかく、ほんのり香ばしいのが特徴。
Amêijoas à Bulhão Pato
あさりをオリーブオイル、にんにく、白ワイン、レモン、パクチーで調理した一皿。シンプルですが、素材の良さがしっかり感じられます。パンは必須です。
Sardinhas assadas
イワシの炭火焼き。特に夏やお祭りの時期に人気で、パンやサラダと一緒にシンプルに食べます。
Cozido à portuguesa
肉やソーセージ、キャベツ、豆を煮込んだ伝統的な料理。しっかりボリュームがあり、ポルトガルの家庭料理らしい一皿です。
Arroz de marisco
シーフードたっぷりのごはん料理。リゾットよりも少しスープ感があり、エビやあさりなどの旨みがしっかり出ています。鍋で提供されることが多く、シェアに向いています。
Brigadeiro
ブラジル発のチョコレート菓子ですが、リスボンでもよく見かけます。コンデンスミルクとココアで作る、濃厚で甘い一口サイズのスイーツ。
Ginjinha
サワーチェリーのリキュール。小さなカップで提供され、チョコレートのカップに入っていることもあります。さっと一杯飲む、リスボンらしい体験です。
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